ピースサイン
お昼寝の時、よくピースします。
朝夕の散歩以外、どこにも連れて行ってあげられてなくて、ごめんなぁとつい思ってしまうのですが、「大丈夫、割と楽しんどるよ」と言ってくれとるのかもしれんなと勝手に解釈してます。
起きたらまた遊ぼう。
初めての夏
朝夕、涼しい時間を見計らって散歩に出かけます。
息子にとっては初めての夏。
太陽の眩しさに首をすくめたり、蝉の大合唱を不思議そうに目で追いかけたり。
私が教えなくても、小さな身体で、小さな目と耳で、一生懸命に夏を感じているようです。
公園で抱き上げた時、西日に照らされた私と息子の影がすごく濃くて「これが夏やよ〜」と話しかけると、キョトンと私を見上げる息子。
その顔を見て、あぁ私にとっても息子と過ごす初めての夏だったわと気付かされました。
……
この夏、息子への初めての手作りは帽子になりました。
ミシンが無いので手縫いですが、チクチクと夜なべして何とか形になりました。
慣れない裁縫で、強引な縫い目が目立ちますが、息子にかぶせてみたらニコニコと笑いかけてくれたので、その粗さも含めて上出来です。
故郷に帰れない日々が続いて、寂しさもありつつ、今年もまた、忘れられない夏になりそうです。
38。
先日、38歳の誕生日を迎えることができました。
team横田スタッフの2人が、大きなケーキを持ってお祝いに来てくれました。会えるのが当たり前でない今、いつもの空気が嬉しくて、じんときます。
年々、自分の年齢が分からなくなってきて、ちょっとした書類には、上にも下にもサバを読んでしまっている私ですが「38」という数字に改めて驚いています。
産後、経験した事のない時間の流れの中で、息子と楽しく過ごしています。
想像以上の睡眠不足に体力の限界を感じているにも関わらず、息子が眠ると、その顔を眺めるご褒美タイムとなってしまい、ただただ、息子が目を覚ますのを待つ人になります。
その愛おしさにカメラを構える事もありますが、レンズを通さず目で見ていたい気持ちもあり、目がカメラになる特殊能力が身に付かないものかと、本気で考える毎日です。
そんな中、家族や周りの人達の優しさのおかげで、元気に歳を重ねることが出来て、感謝しかありません。
何としても元気でいなくてはと思わせてくれる息子にも感謝、本当にありがとう。
写真は予防接種の後、泣き疲れて眠ろうとする息子。
「よう頑張った!偉かったなぁ〜」と称賛の声を浴びせていたところ、入眠の邪魔だったのか、その可愛い小さな手で、器用にスッと耳を塞がれました。
これからもめげずに褒めちぎっていきたいと思います。
バタバタと始まった育児も、もう4ヶ月。
今日も膝の上でやわらかな笑顔を振りまいてくれています。
38歳。私もやわらかでいこう。
うまれてきてくれてありがとう。
桜の開花を待っていたのかもしれません。
予定日を過ぎ、毎日ソワソワしていた3月中旬。
大きくて元気な男の子が、無事にうまれてきてくれました。
ビッグベビーの出産は、想像をはるかに超えるものでしたが、産声、そして触れた肌の温かさは、溢れてくる涙でしか表現できない大きな感動がありました。
コロナ禍で立ち会いや面会が叶わず、孤独な戦いになるはずだった出産・入院ですが、助産師さんの大きな励ましと支えによって、忘れられない1週間になりました。
励ましのメッセージをくださった皆様、本当にありがとうございました。
無事退院し、母子共に慣れない生活に悪戦苦闘しながらも、元気に過ごしています。
育児に専念させてくれている家族には、感謝でいっぱいです。
柔らかで、触れるだけで壊れてしまいそうな手足、顔、その身体に、一日中話しかけています。
“うまれてきてくれてありがとう”
ただただ、それだけです。
この先、数えきれないほどの迷いや悩みがあるのでしょう。
泣き虫お母さんになることは間違いないですが、いつの日か「また泣いてるよ」と笑ってくれるあなたに会えることが楽しみで仕方ないです。
お誕生日おめでとう。
ずっとずーーっと待ってたよ。