存在確認。
毎日が一瞬で、娘が生まれてからは今のところ自分の時間はほとんどなくて、それは自分が望んで選んだ毎日なので、とても幸せなのだけど、時々自分が存在しているか分からなくなることがある。
辛い、とかではなく、単純に、あれ?私今日どうしてたっけ?と。
ふとスマホのアルバムを開いたら、撮るだけ(撮られただけ)で、見返せていない写真がいっぱいあって、赤ちゃんの娘を抱っこしながら、赤ちゃん返り真っ只中の息子と大爆笑しながら熱唱している写真があった。
確か、カエルの歌、だったと思う。
あぁなんだ、ちゃんと居ます私。
忘れず残しておきたくて、こうして授乳後の貴重な睡眠時間にツラツラと書いてしまう、、午前5:18、、
眠すぎる。
2024年の一文字。
あぁ早い、月日の流れに追いつけない、、!
今年もやっと、一文字書き初めをしました。
2024年は「拾」
40歳になり、人生後半戦に入っていることに気付き、ふと前半戦を振り返ってみたくなりました。
ほんの少し思い返すだけでも、実に波瀾万丈で、同じ人間と思えない変化も多く、目が回りそう。
自分らしかった瞬間も、自分らしくなかった瞬間も、その時の私が懸命に過ごした、人生の大切な点。
40年分の点を繋げて線にしていくことは容易ではないですが、人生後半戦を私らしく歩んでいくために、まずはその大切な点を、ちゃんと「拾」ってみようと思います。
当時は受け入れきれず、置いてけぼりになっている点もあれば、もう一度戻って噛み締めてみたい点もあります。
関係ないと思うような点と点とが、きっと今の私を作ってくれているはず。
もう40歳ですが、まだ40歳。
拾ってあげたい点がいっぱいあります。
兄と妹。
11月末、我が家に元気な女の子が生まれました。
あかりアート展から1ヶ月、あっという間の臨月でした。
丸々2週間の長い入院となってしまい、面会制限のために、息子には一度も会えず
お留守番の息子を励まそうとビデオ通話をしていた時、「おかあしゃん、抱っこする?」と聞かれました。
いつもは私が息子に言うセリフなので、驚いて「抱っこしてくれるの?」と答えてみたところ、突然画面が真っ暗に。
息子が画面にうつった私を、スマホごと胸に抱えて、ギュウっとしてくれていることが分かった時は、さすがに病室で泣きました。
いつの間にそんな事が出来るようになったのだろう。
息子を励ますつもりが、すっかり私が励まされてしまいました。
退院後は見事な赤ちゃん返りを見せつつも、小さな妹の頭を撫で、少しずつお兄ちゃんになっていく横顔が本当に頼もしく、母もまだまだここから頑張らねばと背中を押してもらっています。
ふたりとも、ただただ健やかでいてほしい。
そう願うばかりです。
お誕生日おめでとう。
お兄ちゃんおめでとう。
懐かしく愛おしい寝不足の日々が始まっています。