自宅のポストに。
1年前の私から手紙が届いた。
team横田スタッフりんさんから貰った「1年後の自分に届く」不思議な便箋。
(我々は文具大好き仲間でもある)
いつ使おうかと悩んでいたその便箋、昨年娘を出産した日の夜、病室で書き、病棟のポストへ投函したんだった。
この1年は娘を生かすことに必死で、産後すぐ乳腺炎で胸を切開した時は、あまりの痛さと産後メンタルで、このまま飲ませられなくて死んでしまうんじゃないかと(ミルクだってあるんだしと分かっていても)、病院帰り娘を抱えながらタクシー運転手のおじちゃんに泣きながら話したことを、急に思い出した。
同封されていた(していた)のは、スポーツカーのポストカード。
入院した2週間、毎日息子へポストカードを書いて送ったことが、出産と同じぐらい心に残っている。
私の居ない家に帰る息子が、笑顔で帰れるようにと、必死に考えた作戦。
忘れるはずがないけど、絶対忘れたくなくて、1枚入れたんだった。
この手紙が届いた日、娘が1歳になった。
私は何も変わっていなくて、むしろ出来ないことが増えたかもしれない。
髪も肌もボロボロで、当たり前にお洒落なんて程遠く、人に会う時の身だしなみ基準は、相手に失礼にならないか、それだけ。
それでも、とっても幸せな1年だったと、本当に心から思う。
一緒に可愛がって育ててくれる家族や友人には、感謝ばかり。
そして、自分が弱い時には、周りを頼って甘えられるようになった自分自身を、珍しく褒めてあげたいなと思う。
1年前の私がそう言ってくれた気がする。
1歳、おめでとう。
居てくれて、ありがとう。
追伸、文具好きの方へ
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