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貴重。

誕生日に夫がくれたプレゼントは、ライブチケットでした。

え、、良いんですか、、?
ALICIA KEYSを、え、、1人で、、?

あんまり楽しみにすると、子供達が熱を出す(謎)ことは、もう慣れに慣れているので、全然楽しみなんかじゃないし風に過ごし、ちょっとスーパーに買い物行ってくるねぐらいの感じで、ふらりと。


最幸の時間。
とんでもない歌声に、楽しむまでに時間がかかって、困ってしまった。
息していたかな、瞬きしていただろうか。


素晴らしかった。
耳に残る歌声だけで十分。
帰り道にイヤホンはいらない。


1人でライブなんて、何年ぶりなのだろう。
たまたま右隣も左隣も女性おひとり様、どんな生活をして、どんな気持ちでここに来ているのだろうかと、ふと考えてしまった。


1人時間満喫しようと羽が生えたように出かけ、ご飯食べて来て良いよーと連絡が入り、やったー!と思ったのに、いざ予定が終わると1秒でもはやく帰ろうと電車に飛び乗ってしまう現象、これなんなのだろう。
いつもそうだ。
カフェにでも寄れば良かったと必ず後悔するけど、毎回必ずそうなってしまう。


良い時間をありがとう。

2025/08/22 (Fri) 無題 CM(0)

絶句。

目的地を告げず、福井へ向かった。
「ふくいけん」という響きは、息子にとって「きょうりゅう」と聞こえるのかもしれない。


福井県に入り、サービスエリアに寄ると、
「おかあさん、どうして福井に来たの?もしかして、恐竜博物館?違うか、さすがに。」
と聞いたことないほど流暢に話しかけてきた。


福井県立恐竜博物館。
息子にとっては、「行けるはずがない」と思ってしまうほど、夢のまた夢の場所なのだ。


行けると分かった時の、絶句した息子の顔は、言葉にできない。
一生の宝物だ。


どうしてもこの夏、連れてきてあげたかった場所。
チケットが間違いなく取れているか、この1ヶ月、何度確認しただろう。


半日かけて、ご飯を食べることも忘れ、汗だくで見て回った。
そのキラキラした横顔は、今思い出すだけでも、目頭が熱くなる。
こんなにも好きなものがある、という事実が、私は嬉しくて仕方がないのだ。
感動している。


息子を見失わないように、必死で追いかけ回し、ゆっくり恐竜を見上げられなかったことも、かけがえのない思い出だ。
大大大満足だった。
今年新設されたという、福井県立大学恐竜学部のパンフレットを手にとったら、恐竜学部の教授陣が並んでいた。
息子に夢を与えてくれるヒーローにしか見えなくて、パンフレットに向かって、一礼してしまった。


忘れられない夏、2025。


2025/08/14 (Thu) 無題 CM(0)

全然分かってなかった。

どんな歌も、どう伝わるかは、歌い手ではなく、聴き手の自由であることは、分かっているつもりだった。


息子は最近、言ってはいけない言葉(お母さんなんかどっかいけ系)を理解し始めた。
それでも反論出来なくなった時に、やけになってその言葉を叫ぶ。


最初はショックを受けていた私も、言いながら泣きそうになっている息子を見て、まったく動じなくなっている。


すると、数分後、息子が必ずやってくる。
「なかなおりしよう?」


私はそこで、いかにもショックを受けていたかのようにふるまい、最後には、
「いいよ、仲直りしよう」
ハグして解決である。


息子は必ず、仲直りした後に、涙が溢れてくる。
きっと言ってはいけないと分かっているからだと思う。


そしていつもの流れ。
「どんぐりころころ、うたって?」


良いとも。
歌おうじゃないの。


1回歌ってみると、どんどん涙が溢れてくる。
歌い終わると、また歌ってほしいと。
「どんぐりころころ」を。


どうしてだろう。
仲直りは必ず「どんぐりころころ」なのだ。
不思議に思って、眠りにつく前に聞いてみた。
「どうしていつも、どんぐりころころなの?」と。


「だって、なみだがなくなるから。」


息子にとって、どんぐりころころは、涙や悲しみを拭い去ってくれる、大事な歌だったのだ。


全然分かってなかった。
頭のどこかで、耳馴染みの良い童歌のひとつだと、一括りにしていた自分がいたことに気付いた。


もっともっと大事に歌いたいなぁと思った夜。
2025/08/10 (Sun) 無題 CM(0)

一瞬を逃さない。

髪を切られるのが嫌いな息子。
目にかかる前髪が、いかにも邪魔そうで、そろそろ切ろうかと言い続けて数ヶ月。


ある日突然、その瞬間はくる。
「ぼく切るよ!」と言ったその瞬間を逃したら、次は何ヶ月先になるか分からない。


休日でゆっくりめに起きてきた父の朝ごはんは強制終了。
息子の今!を逃さないことに、我々は必死だ。


丁寧に切り始める父に、私はひやひやする。
10分、いや5分で終わらせてほしい。
(前回は途中で息子が拒否したため、お洒落すぎるアシンメトリーヘアーになった)


無事、夏仕様の息子が完成した。
長い髪も好きだったな、私はちょっと寂しい。

2025/08/07 (Thu) 無題 CM(0)

信じられない。

料理は嫌いではないが、得意でもない。


昔からそう、こだわりは特に無くて、とにかく時間をかけたくない。
出来れば30分以内に、出来たてのご飯を並べてあげたい。

ちょっとした食材は基本手でちぎるし、早炊きの炊飯器を待っていられず、鋳物鍋で炊いている。
「料理は片付けよ」という母の名言は今でも頭に焼き付いていて、料理が終わる頃には、出来る限り洗い物は済ませている。


子供が生まれてからは、出来れば栄養のあるものを、とも考えるが、もともとこだわりのない私が、4歳1歳を前にした戦いのような日々の中で、そんなこと実現するわけがない。


実は、娘が保育園に入る時、慣れない環境に飛び込んでいく、あまりに幼い娘を見て、私も何か新しいことをひとつ取り入れようと決めた。


待っていたかのようなそのタイミングで、ママ友から麹を教えてもらう機会があった。
一緒にヨガでお世話になっていたあいこ先生のレシピで、自分で麹を仕込んで、発酵させるという。


どう考えても丁寧生活過ぎるし、どう考えても私には無縁だったそのレシピを見た時、娘のことを思い出した。
新しいことって、これなんかな?と。


半信半疑どころか全信全疑で、始めてみた。
きっと一度で辞めてしまうだろうと思って始めた麹生活。
気付いたら、もう仕込むのは4回目だ。


これまで、色んな調味料(こだわり無し)を駆使していた料理が、ほとんど、これ(塩麹/醤油麹)だけで済むようになった。
保存期間の短いドレッシングも、買わなくなった。


身体に良いことはもちろんだが、何より、面倒くさがりで、何としても30分でご飯を完成させたい私の味方なのだ。


肝心の子供達はというと、めちゃくちゃ食べてくれる。
生野菜苦手な息子が、きゅうりに生の醤油麹を付けて、バリバリ食べてる姿を見たら、もう感謝しかない。


あいこ先生、ありがとう。
ママ友達、ありがとう。


夏は発酵が早くて、何だか香りも強い気がする。
こんなことを知れたのも、みんなのおかげだ。
#こがあいこ


2025/08/02 (Sat) 無題 CM(0)
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