好き
朝起きてから眠りにつくまで、会話のほとんどが恐竜。
毎日、恐竜達を引き連れてお風呂に入り、自分の体より先に洗い、自分の体より先に拭いて、脱衣所にきれいに並べ、「おやすみぃ〜」と布団(タオル)をかける。
(母はただ黙って待つ。本当は早くして欲しいと思ってるなんて気付かれてはいけない。)
もう、とにかく大好きなのだ。
愛読書の恐竜図鑑を毎日眺めるうちに、ひらがなとカタカナを覚えてしまった。
「ゆーすとれぷとすぽんでぃるす」
「けつぁるこあとるす」
「あるべるたけらとぷす」
聞いたこともない名前が、この間生まれたばかり(?)の息子の口からスラスラ出てきて、それだけでも、なんで?どういうこと?と、母は戸惑いが隠せないのやけど、今度は書きたくなったらしい。
そして、書けるようになってしまった。
「好き」という気持ちが大事なことは、十二分に分かっているつもりなのやけど、ここまでそれを体現されてしまうと、なんというか、ちょっと母は引いてしまっている。
ただただ、羨ましい。
今後、恐竜のおもちゃ達が、おもちゃ箱の奥に眠り続ける日が来るかもしれない。
でも、息子が文字を覚えたこの夏のことは、ちゃんと覚えていてあげたいと思う。
横田良子コンサート
美濃和紙あかりアート展。
今年もこの季節がやってきました!
大好きなこのイベントで今年も歌わせていただけること、本当に嬉しいです。
2025年10月18日(土) 20:00〜
屋外番屋前メインステージで、歌います。
今年もギタリスト志太郎をお迎えしてのステージを予定しています。(ヤッターーーー‼︎)
当日は歩行者天国、あかりアートの作品もアクリルケースを外して町中に展示されます。
美濃和紙の温もりと、美濃の空気、是非一度、来て、見て、感じていただきたいです。
夜になると一気に冷え込みます。
どうぞ皆さま、温かくしてお越しください。
#第32回美濃和紙あかりアート展
#岐阜県美濃市
#うだつの上がる町並み
#志太郎
#yukitaro
褒めてほしい
私がどれぐらい虫が苦手かというと、数メートル先のミミズ(以下M)の存在を察知して歩くルートを変えるのは当たり前、そのMに気付かず、近くを通ろうとする人(知人ではない)に、「あ!そこにMいますよ!」と謎の注意喚起をしてしまうほど。
これについては、中学の時に理科の実験中、クラスの男子(懐かしい響き)がふざけてMを投げつけてきたのがトラウマではあるのやけど、それ以来なのか、どうも虫が駄目になってしまった。
その私が、その私が、今、ダンゴムシを育てている。
理由は言わなくても分かると思う。
「お母さん!僕、ダンゴムシ触れるんだよ!ほら!」と手のひらいっぱい笑顔いっぱいで見せてきた息子に対して、私は「すごいやん!自分で捕まえたんや!すごいー!」と言った記憶はあるけど、ちゃんと笑っていたかは全く自信がない。
「僕が育てる!」と言った息子はまだ4歳で、毎日その熱意は変化する。
私は出来る限り、参考画像が出てこないように注意しながら、好物を調べ、好む環境を調べ、私がその環境をキープすべく、毎日、目を極力細めながらお世話を続けている。
日々母親として頑張れているかは自信がないが、これだけはもう、大きな声で褒められても、絶対に謙遜しない。
私が、虫を育ててる。
褒めて欲しい。
非日常
無事に誕生日を迎えた7月。
健康で過ごせていることに、感謝するばかりです。
息子は、お願いごとがあると「お母さんだいすき〜」と言い寄ってくるぐらいにはズル賢くなったし、娘は、私のスマホの顔認証を突破してしまうぐらいには、似てきました。
こうして2人が揃ってしがみついてくる時期なんて、もう本当に限られていて、自分が今いかに非日常を過ごしているか、いつか日常が戻った時に気付くのだろうなぁと。
そして、そこまで分かっているのに、その有り難みに気付けない日々こそ、子育てど真ん中なのだと思います。
いつか気付く自分に向けて、この誕生月に残しておきたい。
どの人生のステージも、悩みは尽きないだろうけど、今はめちゃくちゃしんどくて、めちゃくちゃ大変で、信じられないぐらい幸せです。
42歳、まだまだこれから!!!
今日が最後かも
娘はとにかく苺が好き。
苺を見ながら苺を食べて、苺柄の靴下を指差してあぅあぅ訴えてくる。
いちご狩りなんか、無料(2歳以下)でごめんなさいと謝りたくなるほど食べる。
果物売り場の最前列で大量に売られる時期を過ぎて、その売場面積は日に日に減っていく。
日に日に安くなり、もう今日で最後かもしれんなぁと、つい買ってしまう。
また次の買い物でも、更に安くなった苺が並び、あぁもうさすがに最後やよねと、つい娘の笑顔が浮かんで買ってしまう。
そしてまた次も、見たことない産地の苺が並び、あぁこれはもう最後だ、最後に買っておいてあげようと、つい買ってしまう。
これを1ヶ月近く続けてるので、私はめちゃくちゃ苺を買っているし、きっと今日も買う。
苺が食べられるようになって初めての春。