髪を切られるのが嫌いな息子。
目にかかる前髪が、いかにも邪魔そうで、そろそろ切ろうかと言い続けて数ヶ月。
ある日突然、その瞬間はくる。
「ぼく切るよ!」と言ったその瞬間を逃したら、次は何ヶ月先になるか分からない。
休日でゆっくりめに起きてきた父の朝ごはんは強制終了。
息子の今!を逃さないことに、我々は必死だ。
丁寧に切り始める父に、私はひやひやする。
10分、いや5分で終わらせてほしい。
(前回は途中で息子が拒否したため、お洒落すぎるアシンメトリーヘアーになった)
無事、夏仕様の息子が完成した。
長い髪も好きだったな、私はちょっと寂しい。